多人数で通信するときのまとめ 

イベントなどでのワイヤレスアダプタの扱い方


実際に多人数で通信された方からきいたのですが5メートルぐらいしか飛ばなかったということと切れまくるということを聞いたのでこのコンテンツを作りました。


ワイヤレスアダプタも100万本売れたということもあり特定の場所に所持者が集まり
知らない人と通信して楽しむといったイベントが増えてます。
楽しいひとときが過ごせた!と言う人がいる一方で通信が切れ過ぎると言う人もかなりの数
発生しているようです。そこで今回は安定して通信をするためのてびきを作ってみることにしました。

とりあえず影響が大きいと思われる順番で紹介しています。


その1 ゲームボーイの種類

ゲームボーイアドバンスSPは人気ですが 
通信をするのには画面部分が電波を遮ってしまい
圏内が狭くなってしまいます。画面部分には金属部品があるので反射してしまう可能性があります。
アドバンスSPしかないかたは画面を直角にしましょう。そうすれば前方向の感度が上がると思われます。実際に161メートルとんだ(こっち参照)はそのようにして行いました。
イベントではアドバンスをもっていったほうがよいと思います。

この状態では画面に反射してしまいます。カートリッジが光るのは改造しているからです。方法については後日アップします。

このような角度にすれば前方は問題ないですね。



その2 ゲームボーイの持ち方

これは重要だと思われます みなさんがワイヤレスアダプタで通信しているのを見るとだいたい
60度ぐらい傾けています。この状況だと電波が弱くなるのでなるべくワイヤレスを地面と水平にした方がよく飛びます。上下の指向性はまだ測定していませんがダイポールアンテナの特性上電波に指向性があるため注意が必要だと思います。


信号が上に行ってしまってます。ですから下のようにするとよいと思います。

こうすれば少し離れた人とも通信ができると思います。


その3 ほかの電子機器

ISMバンドは別名(Industry Science Medical bandなどと呼ばれてるようにたくさんの機器が同じ周波数帯を使用しています。

付近の周波数帯を利用する機器は携帯電話・電子レンジ・無線LAN・その他ワイヤレスな機器です。

このような機器とは周波数が重なっているため混信してしまうので近距離(3メートルぐらい)しか届かなくなります。

つまりホットスポットになってる喫茶店・広場・駅などは最悪の環境になると思われます。


その4 服装について

金属物がやたらと多い服装をしないことが大切かと思われます。


その5 ワイヤレスアダプタを使用する場所 

基本的にノイズの少ない場所で使用することが大切です。たとえば道路の横などでは車のエンジン内部についている点火プラグのノイズなどが影響します。

あとビルの谷間などはまわりのコンクリートが電波を乱してしまいうまく通信できません。また金属成分が多い障害物も要注意です。ひろい公園などが適していると思います。また広い場所でも人がたくさん集まりすぎた場合、あるていど距離を離さないと混信する恐れがあります。

場所は想像以上に重要のようです。ちなみに161メートルの記録を出したときは床は敷石、周りには何もないところでした。


まとめ
こんな場所がいいかと思います。


またこんなところではやめたほうがいいでしょう。

ビルの谷間は電波が乱されてしまいます。

もちろんみんなアドバンスで快適な通信を!


参考にした 本 コミュニティなど

ゼロからつくるアマチュア無線局 (1993) 高田 継男 著  CQ出版株式会社

手作りアンテナ入門       (1997) 田中 芹  著  CQ出版株式会社



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