ペンタブレットレビュー WACOM インテュオス編 Intuos3 分解 ホームはこちら
買ってきました。フォトショップエレメンツとセットで2万円で買うことができます。
性能も折り紙つきで従来のFAVOシリーズに比べて向上しています。
他にもマンガを書くツールなどが付属しているため、買ってすぐ困ることはなさそうです。
ペンタブレットとは?
入力デバイスの一種。付属しているペンを専用のパッドの上で滑らすと画像が出ます。
最近では筆圧も検地する製品があります。
用途としてはグラフィック、その他に普通のOSの操作に使えます。
ただし、ゲームなどは相性の悪いものもあります。
原理はどうなっているのですか? 分解は自己責任です。保障がなくなります。
とりあえず分解してみましょう。
裏のねじを抜いてもつめが引っかかっているためはずすことができません。マイナスドライバーで慎重に開けます。
上蓋を開けるとこんな感じです。もちろんこの状態でペンを近づければ普通に動作します。
いつもこんな風にして使っているのですね。この配線は裏面は90度違います。
掛け算の表のような原理でXY軸を計算しているようです。
裏面には基板を支えるプラスチックの板と安定性向上のためのアースプレートが内蔵されています。
これでペンのコイルから送られてくる信号を安定して受け取ることができます。
表
裏
パターンの形以外はシンプルですね。ジャンパーもない優良設計です。
基板の実寸スキャン写真はこちら 低スペックマシンではフリーズの恐れあり。約5Mあります。
表にあるボタンとタッチパッド。指でスクロールさせることができます。
その裏は・・・
何かシールしてあります。中に基板がある様子。さすがに分解するのが恐ろしい。
原理的には電磁誘導を使用しているようです。
ペン内臓のコイルから圧力や位置の信号を受け取って処理しています。
ラインナップにより精度が変わります。
このあと元通りに組み立てたところ安定して動作しました。成功です。
付属品は充実しています。ペン先も3種類付属と豪華です。
個人的な好みとしてはフェルト芯ですね。摩擦があって紙に書いているような感触が得られます。
他にもばねが入ったタイプ(押すと沈む)やプラスチックタイプがあります。
すぐに消耗する感じはしません。なお、ペンには右クリックとダブルクリックのボタンが付いています。反対には消しゴムも・・・
対応しているソフトであれば筆圧や傾きを検知します。
クリックは軽く表面をペンでたたいてやればOKです。
ダブルクリックは2回たたく必要があります。
ペン側を見てみましょう。ペン側にもボタンがあります。
丸くなっている部分は消しゴムで線を消すことができます。
指元にあるスイッチは2箇所押せるようになっていてそれぞれファンクションを割り当てられます。
僕は上を右クリック、下をダブルクリックにしています。
他にもホイールつきのマウスが付属していますが、一部のゲームは対応していないので注意です。
通常時はXPの操作をすべてペンタブで行っています。肩がこりにくく使いやすいです。
マウスを使うのは3Dゲームをするときぐらいです。(ペンタブは画面が回り続けることがある。)
作例としてはこんな感じ。動物のつもり。添付されていたフォトショで作成。フリーハンドで線をとるのが楽です。
フォトショップはバージョンがエレメンツですが簡単な作業時には問題ありません。
ただしエアブラシなどの高い負荷がかかるツールはペンティアム推奨です。
AMD64にしたら相当快適になりました。
よくありそうな質問
■もっと小さい製品で安いものがあります。どうでしょうか?
大手の量販店なら試せるコーナーがあります。店頭で使用して納得してから買ってみるといいです。
個人的にはあまりおすすめできません。分解、実験用なら・・・
■どこのメーカーのものがお勧めですか?
個人的にはWACOMをお勧めします。しかもインテュオスで。添付ソフトはフォトショがあるものがお得です。
いろいろ試したほうがいいです。
絵が描けるかたにお問い合わせください。
FAVOはプラスチック芯がボード上ですべるのでイクナイ!とか思っています。フェルト芯最高。
個人的な感想
肩 がマウスより肩がこらないので楽です。
ほとんどいつもウィンドウズの操作に使っていますが、マウスより正確に同じポイントにいける気がします。
最初にペンタブを買うならこの製品がおすすめです。
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