任天堂3DS・1.3倍速化改造 もっと改善レポート           本館ホームへ戻る
ゆっくりと更新中・・・

1.現状把握(2013/2/16)
2.

3DS高速化において最も大きな問題は不安定であること。これを改善するレポートを順次更新する予定。
いろいろ試みて、メモ。

今までの経緯はこちら。

不安定な高速化:
1.3倍速(22MHz)装着時、ドラクエ7などの3DS専用ソフトにおける不具合が報告されている。
ゲーム中の不安定な動作、フリーズなどが目立つといった内容。今後、ポケモンXYなど、高速化の恩恵を受けやすいビックタイトルが控えている。
問題を改善し、安定した高速化を目指したい。



表:高速化・低速化速度と水晶振動子・周波数との関係

水晶振動子周波数 (MHz)

速度 (倍速)

備考

24.0

-

起動不可。

22.0

1.30

本体によってはフリーズしやすくなる場合がある?

20.0

1.13

安定した動作。日常使用で問題なし。

19.2

1.09

 

14.7

0.84

 

9.83

0.56

 

7.0

0.40

 

5.0

0.28

 

4.0

0.22

バッテリー残量が常に最少になる?



現状把握
手持ちの3DSを分解し、内部を確認。


回路図どおりに組まれていることが分かる。スロットは除去に多大な労力がかかるため、ここでは除去しなかった。

考えられそうなこと。

・周波数に対して配線が長すぎる?
22MHzの場合、波長は13.6mとなる。位相のずれなどが問題となるとは考えにくい。
GHz単位の高周波回路ではわずかな差が大差となる。

・配線経路からノイズを拾いそう。
22MHz動作時、DSソフトでは不安定にならないことが分かっている。一方、3DSソフトは動作が始まってすぐにフリーズする場合が多い。
中断対応、バックグランドでの動作がある分、ノイズが増えて影響を受けやすい?
何らかの動作がフリーズの引き金になっている可能性も考えられる。



ノイズを拾わない配線の取り回しが必要か?


ノイズを拾わないような配線を作るには?

・配線を短くする。
水晶付近に必要な回路を設置?

・配線の取り回しを変更する。


改善した試作を近日中に作り、検証を行う予定。




(順次情報追加予定)



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